陸前高田とは
岩手県陸前高田市は岩手県の沿岸部最南端に位置しています。岩手県の中でも温厚な気候で、冬の降雪量が少なく、「岩手の湘南」と呼ばれています。 三陸沖を震源とした「東北地方太平洋沖地震」による津波で、大きな被害を受けた地域のひとつで、現在も復興の真っ只中です。
そんな陸前高田には突出したものがありません。全国で有数の出荷量を誇る海産物や野菜、果物、はたまた17世紀から製造の続く鉄器や世界遺産もありません。ですが、それらに負けない産物でしたら何でもあります。海があり、山があり、川があるこの町ではなんと45個もの地域資源が登録されています。意外と知られていませんが、これが私たちが誇りにしている陸前高田の特徴です。
陸前高田の人々のあたたかさ
一年を通して穏やかですごしやすい気候の陸前高田に住む人々は、ちょっと内向的ですが親切で気配り上手な方が多いと評判です。特に震災後、陸前高田に視察やボランティアで訪れた人々の中には、本市に関心と愛着を持ち、何度も繰り返し訪問され、地元住民と交流を続けていたり、ふるさと納税にご協力いただくなど、本市と関わりを持ち続ける人たちがたくさんいます。
また、陸前高田は民泊修学旅行が大人気のまちです。陸前高田の人々のあたたかさが「また来たい」「また会いに来たい」と人気を博し、本格的に移住する人もいます。