海あそび

岩手県有数の海水浴スポット

震災前には、陸前高田の海は水質が良いと県内外から多くの海水浴客が訪れていました。
復興工事を経て復活しつつある、思い出の海水浴場。
寄せてはひく波、さらさらと鳴る砂浜、陸前高田の自然の美しさをぜひご覧ください。

おすすめスポット

みんなが待っていた待望の海水浴場

広田海水浴場(大野海岸)

震災前は「大野海岸」と「田谷海岸」の2つ合わせて“広田海水浴場”として、海水浴を楽しむ多くの観光客が訪れていました。
2018年、その一つ「大野海岸」が8年ぶりにオープン。待望の海水浴場として地元の子供たちや、多くの家族連れで賑わっています。

まもなく復活する思い出の海岸

高田松原

陸前高田といえば、日本百景のひとつに選ばれた白砂青松の「高田松原」。
今日、震災で流されてしまったあの美しい高田松原を復活させようと、松を植樹する活動が続けられています。
松林の復活には50年かかるといわれていますが、海水浴場としては数年後の再開を目指して、砂浜の造成など復興工事が進んでいます。

海あそびのたのしみ

美しい自然のままの砂浜と波

きれいな水質を評価されてきた陸前高田の海水浴場では、自然のままに残されている砂浜と波の美しさを楽しむことができます。
太陽の光を受けてキラキラとかがやく海は、宝石のよう! 遠くに見える山々と海岸が重なる風景は、リアス海岸ならではの絶景です。

夜の浜歩き

ちょっと通な人向けに、夜の海岸もおすすめ。
遮るものがない夜の海岸で、都会では見ることができないような夜空を堪能することができます。
夏とはいえ海からの冷えた風が吹くので、防寒着をお忘れなく。防潮堤に腰かけて、波音と潮風に包まれながら海面に揺れる月灯りを眺めるだけで、ロマンチックな夜になることでしょう。

じゅんび

訪れるみなさんが、陸前高田の海をめいいっぱい楽しめるように。
事前準備はしっかりと、きちんとマナーを守ってご利用ください。

赤旗が上がっている日は泳げない日

悪天候以外にも、高波などが原因で遊泳が危険と判断される日があります。そんな日は海岸に赤旗を立ててみなさんにお知らせしています。
また、急な天候の変化によっては海水浴中であっても途中で遊泳禁止になる場合があります。「広田海水浴場」では、そのような場合、本部からスピーカーで放送を流します。遊泳中に放送が聞こえた場合は耳を傾けましょう。
海水浴シーズンには遊泳の可否をインターネット上で確認できるよう、陸前高田市観光物産協会のFacebookで毎朝お知らせしています。

近隣お店情報はこのサイトをチェック

お弁当やドリンクなどの食べ物、タオルやレジャーシートなどの海水浴グッズを購入できるお店は、海岸から少し離れたところにあります。
しっかり準備して持っていったほうが安心です。おいしいお店の情報も、ぜひこのサイトでチェックしてから出かけてくださいね。

日射し、寒さ対策をお忘れなく

日よけ用のサンシェード、レジャーシートなどの浜辺グッズを準備していきましょう。
また陸前高田は比較的温暖な気候とはいえ、夏場は風が涼しい分、水につかるとちょっと寒いことも。しっかりと体をふくためのタオルや、風対策に羽織るものをご持参ください。

トイレ、シャワー、駐車場について

「広田海水浴場」では、トイレ、シャワーを設置しております。
駐車場は第1~第4駐車場がありますが、満車の際は「広田地区コミュニティセンター」をご利用ください。

広田海水浴場 主任監視員村上力さん

力さんは、広田海水浴場(大野海岸)近くで生まれ育った現役漁師さん。
幼いころから泳いでいた浜だから、砂浜の地形のことから遊び方まで、なんでも知っています。